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2010年07月13日
昔の中国では年に3回、天官・地官・水官という神々にささげものをする日がありました。
そのうちの7月15日に祀る地官のことを「中元」と呼び、半年間の無事を祝うとともに、
祖先の供養を行いました。
この風習が日本に伝わり、お盆の行事と結びつき、お互いの無事を確かめ合う意味から
贈答の習慣が生まれ、それが「御中元」として形作られて現在に至るのだそうです。
関東などの首都圏は7月15日頃まで、それ以外は8月15日頃迄に贈るのが御中元のしきたりと
されていますが、「暑中御見舞」として少し時期をずらして贈られる方も最近は増えています。
もとをたどると、神様や先祖へのささげものだった「御中元」。
大切な方の喜ぶ様子を思いながら選ぶのも楽しみのひとつですね。