2010年08月05日
前回、ご紹介させていただいた、「鴨の豆知識」の記事を見られたお客様から、
『飛ばないなら、全部アヒルでもいいのでは?』
という、ご質問をいただいたのでお答えしたいと思います。
確かに、「飛ばない」という条件だけを見ればアヒルでもいいのですが、
アヒルは、真鴨を食肉用に改良した品種なので、身体が大きいのです。
通常の真鴨肉に比べ、アヒルは倍の肉量との事....。
その為、アヒルだけで合鴨米農法を行うとその大きな身体で稲をなぎ倒してしまい、
お米の収穫量が減ってしまうそうです。
【アイガモ達によって壊されたアゼ】
アイガモ君たちでさえ、集団でアゼを壊してしまうのに、大きなアヒル達では更に
被害が大きくなります。これも、合鴨農法の難しさなのかもしれませんね。