TOP > 吉雪便り > 合鴨米通信vol.14 「はさがけ」
2010年09月27日
今回は、「はさがけ」についてご紹介したいと思います。
「はさがけ」とは、写真のように刈り取った稲を束ねて天日干しする方法で、
以前はどこの田んぼでも見かけた景色ですが、今ではコンバインで刈り入れと同時に、
脱穀を行う為、少なくなってきました。
農家の方のお話だと、刈り取った稲の茎と葉の部分には養分が残っていて、
稲を「はさがけ」にする事により、その養分がお米に吸収され、香りも良く
美味しいお米になるそうです。
写真の様に、刈り取られた稲には、「青米」と呼ばれる若いお米があります。
この青米も「はさがけ」する事で、養分が吸収され成熟したお米になるそうです。
米所ならではの景色にも、先人達の知恵がつまっているんですね(*^^)b