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2010年09月21日
厳しい残暑も少しずつ和らぎ、ようやく秋らしい風が吹くようになりました。
虫の声を聴きながら書いています(^^)
9月といえば・・・中秋の名月(=十五夜)です。
古くから、秋の澄んだ空に昇る満月を鑑賞する風習があり、そのときの月を「中秋の名月」と
呼ぶようになりました。
旧暦8月15日にみられる満月の日ですので毎年日にちは変わりますが、今年は明日22日が
中秋の名月にあたります。
月の満ち欠けにあわせて様々な月の名前がありますが、ほんの一例を・・。
「三日月」はその名のとおり、生まれて三日目の月。
七日目は、弓の上面に弦を張るような形になるので「上弦の月」。
十六日目は満月より1時間ほど遅く、いざよう(ためらう)ように出るので「十六夜(いざよい)月」。
月の出が遅いので寝ながら待つ、十九日目の「寝待月」。
二十三月は、月の左側が照り輝くため「下弦の月」。等々・・・
名前をつけて月をいとおしんできた日本人だからこその呼び方です。
個人的には「上弦」「下弦」という呼び方が好きですね。
明日は、秋の草花をそえながら月見団子や旬の味覚をお月さまにお供えする日本ならではの
風習を楽しんでみてはいかがでしょうか。